タスク・シフト/シェアに伴う業務拡大を推進しよう
~復興の地から始まる技術革新~
公益社団法人日本診療放射線技師会
第39回日本診療放射線技師学術大会
大会長 西小野 昭人
第39回日本診療放射線技師学術大会を、2023年9月29日(金)から10月1日(日)までの3日間、熊本城ホールにて開催いたします。今回は第30回東アジア学術交流大会(30th East Asia Conference of Radiological Technologists:30th EACRT)も開催される国際大会となります。
本大会は、令和4年度の日本診療放射線技師会のスローガン「タスク・シフト/シェアに伴う業務拡大を推進しよう」の基、良質かつ適切な医療提供の体制確保に向け、特別講演・教育講演・シンポジウム・共催セミナー等を通して幅広い人材育成につながることを期待し、情報交換や経験の場としたいと考えております。またサブタイトルは、2016年4月の熊本地震で全国の会員の皆様からたくさんのご支援をいただいたことを受け「復興の地から始まる技術革新」と定めました。このテーマを選んだのち、大会ポスターのデザインでは、復興に向かう熊本のシンボル的存在である「ONE PIECE 麦わらの一味」の銅像を配置いたしました。これらは「ONE PIECE熊本復興プロジェクト」の一環で建造された銅像で、熊本県内に10体存在します。復興の地「熊本」に、専門技術を持つ仲間が、今まさに集結し、新たな航海を目指す「麦わらの一味」の姿と重ね本大会を開催いたします。
全ての参加会員の皆様にご来熊していただきたいところですが、現在の感染状況も不透明な部分がございます。本大会もハイブリッド開催とし、現地参加のできない会員にも新たな技術について学んでいただけるように一丸となって準備してまいります。たくさんの皆様の演題登録とご参加をお待ちしています。